島根県立石見美術館コレクション展「森鴎外先生、語る」

趣旨説明  文学者、軍医として知られる森鴎外が、明治・大正の美術界に深く携わるようになったのは、洋画家・原田直次郎との出会いがきっかけでした。原田の旧派(北派)と黒田清輝がもたらした新派(南派)との対立など、明治美術界が大きく変革する様を近くで目撃し、西洋画の移植に奮闘する彼らを言葉の力で支えました。後年、文展(文部省美術展覧会)の審査委員や、帝室博物館(現・東京国立博物館)の総長兼図書頭に就任 続きを読む

「ひと・まちフォーラムinごうつ ~歴史、文化、景観を活かしたまちづくりへの新たな挑戦~」を開催します

趣旨説明 魅力と活気があふれる「まちづくり」のためには道路や施設を整備するだけでなく、ソフト施策とハード施策が連携して、そこに生活する方々や訪れる人たち自らが活発に活動できる環境をいかに整えられるかが重要です。 このたび、江津市を題材に、地方都市の中心市街地の「まちづくり」におけるソフトとハードの連携のあり方について考えるフォーラムを開催することとしましたのでお知らせします。 併せて、景観ま 続きを読む

島根県立石見美術館コレクション展「おしゃれを描く-ファッションプレートにみる女性の装い」

趣旨説明  島根県立石見美術館は、1912年にパリで刊行された質の高いファッション雑誌『ガゼット・デュ・ボン・トン』、『モード・エ・マニエル・ドージュルデュイ』、『ジュルナル・デ・ダーム・エデ・モード』の三誌を収蔵しています。その中に、毎号数点のファッションプレートとよばれる手彩色の版画がおさめられており、一流のイラストレーターによって、当時のトップデザイナー、ポール・ポワレやマドレーヌ・ヴィオ 続きを読む