島根県立美術館 企画展「小茂田青樹」

趣旨説明
島根を情趣豊かに描いた大正から昭和期の日本画家、小茂田青樹(1891-1933)。写実に徹した観察は美しい面影をよみがえらせ、透明感のある繊細な色彩と描線が丁寧に重ねられた珠玉の風景画です。さらに写実性は対象そのものの内面までを描き出すかのように、昇華され、《虫魚画巻》のような神秘的な世界に到達してゆきます。今村紫紅の大きな影響、速水御舟との切磋琢磨を経験した青樹の作品は、日本画を革新しようとする時代の寵児であった熱い息吹を感じさせるでしょう。全国から重要作ばかり約90点(資料を含む)を一堂に会し、大正9年11月から10年末にかけて島根県松江市に住んだ約一年間の松江時代は13点を展示します。

開催日時
2017年 7月 14日 から
2017年 8月 28日 まで

開催場所
松江市袖師町1-5
島根県立美術館1階 企画展示室

参加費用
[一   般 ]1,000(800)円
[大 学 生 ]600(450)円
[小中高生]300(250)円
●()内は20名以上の団体料金
●小・中・高生の学校教育活動での観覧は無料
●身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、及びその付添の方は観覧無料
休館日 火曜日(ただし8月15日は開館)

URL(ホームページ)

http://www.shimane-art-museum.jp/exhibition/2017/07/026625.html

問い合わせ先
所属 島根県立美術館
電話 0852-55-4700
FAX 0852-55-4714
電子メール sam@pref.shimane.lg.jp